結論 #

数の多い少ないは品質の指標になりません。プロテインに入っている添加物の多くは、溶けやすさと味のためのものです。減らすと、その2つは自分で補うことになります。

何のために入っているのか #

原材料表示で添加物の側によく出てくるものと、その役割です。

表示 役割
乳化剤(大豆レシチンなど) 粉を水になじませ、ダマを減らす
増粘剤・安定剤 沈殿や分離を抑える
香料・甘味料 原料の味やにおいを覆う
pH調整剤 味と保存性を安定させる

プレーンやナチュラルを名乗る製品は、このうち香料と甘味料を外していることが多く、代わりに水で溶かしたときの粉っぽさが残ります。そこは飲み方で補います。牛乳で溶かす、シェイカーを変える。

制度の面では、日本で使える食品添加物は食品衛生法に基づいて指定され、品目ごとに使用基準が定められています。また「無添加」「〇〇不使用」という強調表示は、消費者庁のガイドラインの経過措置が2024年3月末で終わり、根拠を示せる場合に限られました。

つまり #

添加物の数を数えても中身は分かりません。見るべきは「何のために入っているか」と、それを外したときに自分が困るかどうかです。

出典
  1. 厚生労働省「食品添加物」指定添加物・既存添加物の制度と使用基準。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/
  2. 消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月策定、経過措置は2024年3月末で終了)。 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_additive/
  3. 消費者庁「食品表示基準」(平成27年内閣府令第10号)原材料名および添加物の表示。 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/