結論 #

大豆とえんどう以外に、玄米、ヘンプ、そら豆などが使われています。不足するアミノ酸が原料ごとに違うため、単独より組み合わせたほうが穴が埋まります。

足りないところが原料ごとに違う #

原料 不足しやすいアミノ酸 特徴
玄米 リジン 8週間の試験でホエイと同等。ただし1回48gと多め
ヘンプ リジン 食物繊維と脂質が多く、含有率は低め
そら豆 メチオニン 味の癖が少なく、配合が増えている
かぼちゃの種 リジン 無精製に近く、ミネラルを含む

穀類はリジン、豆類はメチオニンが足りない。不足が逆向きなので、混ぜると両方が埋まります。市販の植物性プロテインがブレンドなのは、これを狙っているためです。

玄米の試験は1回48gと、一般的な1回量より多い設定でした。リジンが少ないぶん必要量が増えると読むほうが実態に近く、少量で置き換えて同じ結果になるとは限りません。

つまり #

原料ごとに凹みの位置が違います。1種類に絞るより、組み合わせた製品を選ぶか、1回量を多めに取るほうが確実です。

出典
  1. Joy JM, et al. (2013) The effects of 8 weeks of whey or rice protein supplementation on body composition and exercise performance. Nutrition Journal, 12, 86.(玄米タンパク質48g、8週間)
  2. FAO (2013) Dietary protein quality evaluation in human nutrition. FAO Food and Nutrition Paper 92.(食品群別のアミノ酸組成と消化率)
  3. 文部科学省「日本食品標準成分表(アミノ酸成分表編)」(原料別のアミノ酸量)