結論 #

黄えんどう豆から作る植物性プロテインです。乳と大豆のどちらも避けたい人の選択肢で、筋トレと組み合わせた試験ではホエイと同等の結果が出ています。

豆由来の強みと弱み #

リジンが豊富で鉄も含む一方、メチオニンが少なく、ロイシンもホエイより少なめです。単独では必須アミノ酸の並びに凹みが残ります。

それでも結果に差が出るとは限りません。男性161人を3群に分け、12週間のトレーニングと合わせて比べた試験では、ピーとホエイで上腕二頭筋の厚みの増加に差がありませんでした。ただし3群全体の差自体がはっきりせず、ホエイと同等だったという以上のことは読み取れません。

選ばれる理由は、乳にも大豆にも当たらないことです。市販品が「えんどう+玄米」のような配合になっているのは、足りないメチオニンを穀類が補うためです。

弱点は味と流通。当サイトが調べた67商品のなかにも、ピー単体の商品はありませんでした。

つまり #

乳も大豆も使えないときの現実的な代替です。単独より、穀類と組み合わせた製品のほうがアミノ酸の穴は埋まります。

出典
  1. Babault N, et al. (2015) Pea proteins oral supplementation promotes muscle thickness gains during resistance training: a double-blind, randomized, placebo-controlled clinical trial vs. whey protein. Journal of the International Society of Sports Nutrition, 12, 3.(161人、12週間)
  2. FAO (2013) Dietary protein quality evaluation in human nutrition. FAO Food and Nutrition Paper 92.(豆類のアミノ酸組成と消化率)
  3. 消費者庁「食品表示基準」アレルゲンを含む食品に関する表示(特定原材料等の範囲)