結論 #
乳糖でお腹を壊す人はWPI、そうでない人はWPCで十分です。価格差は「1kgいくら」で見るほど大きくありません。
単価を換算すると差は縮む #
2026年9月14日に販売ページで送料込み価格と在庫を確認できた50商品を、2つの単価で並べました。
| 種類 | 商品数 | 円/kg(中央値) | タンパク質20gあたり(中央値) |
|---|---|---|---|
| WPC | 23商品 | 6,154円 | 171円 |
| WPI | 9商品 | 7,480円 | 179.6円 |
粉1kgではWPIが22%高い。ところが含有率が高いぶん、タンパク質に換算すると差は5%まで縮みます。「WPIは高すぎる」という印象の大半は、粉の重さで比べていることから来ています。
中身の差は乳糖と脂質の量だけで、アミノ酸組成はほとんど変わりません。選ぶ基準は効果ではなくお腹になります。なお中央値どうしの比較なので、個別の商品では順位が入れ替わります。
つまり #
WPIは高品質だから効くのではなく、乳糖が落ちているだけです。お腹の問題がないなら、差額を払う理由はありません。
出典
- Hoffman JR, Falvo MJ. (2004) Protein – Which is Best? Journal of Sports Science and Medicine, 3(3), 118–130.(WPCとWPIの組成差)
- 当サイトの価格観測(2026年9月14日、日本時間)。日本で広く買える主要なプロテイン67商品のうち、販売ページで送料込み価格と在庫を確認できた50商品を集計し、種類別の中央値を求めた。価格を確認できなかった17商品は対象外。タンパク質20gあたり価格は、送料込み価格をメーカー公表の含有率で換算したタンパク質総量で割り、20を掛けて算出。